波左間海水浴場|貝拾いの記録とメダカラ検証

ビーチコーミング

こんにちは。夏休みに館山でビーチコーミングを楽しんできた母ちゃんです。

母ちゃん
母ちゃん

子どもたちの海水浴ついでに、ということで欲張って3つ海岸回ったんですけどね、暑さにやられました。

熱中症一歩手前…ついつい貝拾いに夢中になってしまいまして(反省)

とはいえ憧れの館山、貝は沢山拾って帰ってきました!

やっと整理できてきたので記録を残しておきたいと思います。

浜辺の様子

貝だまり
西側岩場

波左間海水浴場で貝拾いをしたのは西側の岩場近辺です。
遠くに見えているのは休暇村館山。

貝じゃないけど、クロフジツボ~

クロフジツボ

ザ・フジツボ!っていう形が好きです。

ハルシャガイ?

これは、ハルシャガイ

うっすら模様が残ってますが、かなり擦れてしまってます。

水際から離れたところも探してみました。

これは!?もしや!!

裏返します。

クロスジグルマ

やっぱりクロスジグルマ!!嬉しい!!

いつも巻貝と言えば、ツメタガイばかりだったし、図鑑で見てから拾いたいと思っていた貝だったのでとっても嬉しかったです。

その後小さいけど、立て続けにもうひとつ拾えました。

もういっちょクロスジグルマ

こちらは、初めてのキイロダカラ

キイロダカラ

ビーチコーミング初心者なので、まだまだタカラガイも初めて拾う子ばかり。

この後もうひとつキイロダカラと思って拾ったのですが、帰ってからハナビラダカラと気づいてまた歓喜しました。

ウニ殻~

ムラサキウニ?

ムラサキウニですかね?
結構大きかったのに割れていて残念でした。

近くにボロボロのハナマルユキちゃん。

ハナマルユキ

まだ幼貝しか拾ったことがないので、キレイな成貝欲しいな。
(この後行く海岸で無事GETできました。)

拾えた貝殻

今回、波左間海水浴場で拾うことができた貝殻たちです。

注意

素人が図鑑と見比べながら同定しておりますので、間違いがある場合があります。

まずは二枚貝たち

1段目:ウチムラサキ、バカガイ、イタヤガイ×2、不明(イタヤガイ科)
2段目:チョウセンハマグリ、スダレモシオガイ×4、オニアサリ×2
3段目:不明×2、ナミノコガイ×2、トマヤガイ×2、コシロガイ
4段目:シラスナガイ?×4、チリボタン、クジャクガイ、不明(合併)、不明
5段目:シマメノウフネガイ×2、テンガイ、カラマツガイ、不明、アケガイ、コベルトフネイガイ

母ちゃん
母ちゃん

二枚貝の同定は苦手意識があります。
どうも同じに見えて仕方がない。。。

1段目右端のイタヤガイ科の貝は、アズマニシキなのかナデシコなのか、はたまたヒオウギなのか図鑑で調べても区別がつきません(泣)
今後分かったら追記します。

スダレモシオガイは、後部が少し伸びて歪な形になるんですね。
覚えましたよ!

お次は巻貝

1段目:ハルシャガイ?、レイシガイ、レイシダマシ?、サザエ
2段目:クロスジグルマ×2、ネズミガイ、カワニナ、クチキレガイ
3段目:カニモリガイ、不明(タケノコガイ科)×2、シチクガイ×3、ホタルガイ×2、不明×2
4段目:フトコロガイ×3、ムシロガイ?、ナツメガイ

レイシガイやレイシダマシも種が多くて同定が困難です。
レイシダマシ?として載せた子は、裏を見ると歯がありますが、やはり自信がありません。

タケノコガイ科も難しい~

そして、タカラガイ

1段目:ホシキヌタ、ハナマルユキ、シボリダカラ
2段目:キイロダカラ、ハナビラダカラ、カミスジダカラ、メダカラ幼貝、メダカラ深海型?
3~4段目:メダカラ×16
5段目:メダカラ×4、チャイロキヌタ×2

ボロボロのばっかりですが、勉強のため拾っています。

キイロとハナビラは拾ったときは同じと思っていましたが、殻の形や歯の形が微妙に違うことに気が付きました。

キイロダカラとハナビラダカラ
キイロダカラとハナビラダカラの腹面

カミスジダカラは、洗浄中にすこーし残ったスジ模様を発見しました!

カミスジダカラ

いつものチャイロキヌタじゃなくて嬉しい!

メダカラ検証

それでですね。
今回タカラガイ2段目右端のメダカラ?同定するのに悩みました。

詳しい方から見れば、どっからどう見てもメダカラなのかもしれません。

でも、他のメダカラちゃんたちと比べるとほんの少し違ったので検証してみました。

手持ちの同じサイズ感のメダカラと比較します。

メダカラ比較
腹面比較

一番右側が今回拾ってきた子です。

どこが違うかと言いますと、まず本来細長いメダカラに対して全体的にふっくら丸いのです。
そして、歯を見ると溝の部分の開き具合も違うんですよね。
メダカラって歯の下の方は開きが大きくなるのに対して、右端の個体はほぼ開きがないんです。

でも側面の斑点は同じに見える。

側面比較

キムスメダカラだったら嬉しいな~なんて期待したのですが、前後端の黒色斑点があるところを見るとやっぱりメダカラ?

タカラガイ・ブックでメダカラを調べたところ、「潮間帯付近に生息する個体は、殻全体が黒っぽい。殻の内部は紫色であるが、水深40mを超える所の個体は、淡い茶色で殻の内部に紫色の色がない。」と書かれていました。

これに当てはまるんじゃないかな?
なので、今回メダカラ深海型として保管しておこうと思います。

まとめ

波左間海岸、初めて行きましたがお初のタカラガイにクロスジグルマが拾えて嬉しい結果となりました。

状態のいいタカラガイはなかなか拾えませんでしたが、勉強になりました!
(この後行く海岸でこの日のナンバー1を拾い上げることはまだ知らないのです。)

母ちゃん
母ちゃん

この後、布良と平砂浦に行ったのでそちらも記録を残したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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