【子供の夜尿症】治療の記録|病院受診のタイミングと治療の流れ

子育て

こんにちは。夜尿症の娘をもつ母ちゃんです。

娘は小学1年生の4月から治療を開始し、小学2年生になった現在も治療継続中です。

今回は、子どものおねしょが治らず病院を受診すべきか悩んでいる方へ向けて、我が家が受診したタイミングやその後の流れをお伝えしたいと思います。

この記事を読んで分かること

・夜尿症とおねしょの違い
・何科をいつ受診したら良いか
・積極的に治療するべきか
・病院受診後の主な流れと治療方法

病院受診までの疑問

病院を受診するべきか悩んだときに知りたかったことをまとめました。

夜尿症とおねしょの違いは?

5歳未満の子どもは、おねしょがあっても病気とは限りません。

日本夜尿症学会によると、5歳を過ぎても月に1回以上おねしょがあり、それが3ヵ月以上続く場合に「夜尿症」と診断されます。

娘の場合、6歳の時点でほぼ毎日おねしょがあり、日中もトイレに間に合わずに漏らしてしまうということが何度かありました。
なので、上記の基準に当てはめると完全な「夜尿症」ということになります。

受診のタイミングは?何科を受診する?

娘は小学校に上がるタイミングで夜尿症を診てくれる小児科を受診しました。

小児泌尿器科夜尿症専門外来などもあるので、そちらを受診しても良いでしょう。

一般的に、小学生になってもおねしょが続く場合に「夜尿症」の治療を開始するケースが多いようです。

宿泊行事などが始まる前に治してあげたいという思いと、いつまでオムツを履く(履ける)のだろう、という不安から受診することにしました。

自然に治るの?積極的に治療した方がいいの?

一般的に夜尿症は成長とともに自然治癒するそうです。

きりんさん
きりんさん

年約14%が自然に治っていくと言われているよ。

ですが、1週間で夜尿が3回以上ある場合は、3回未満と比べて自然に治りにくいといわれているのだとか。

娘の場合は、「治療をする」の一択でした。

小児科でいただいた「夜尿症」に関する冊子には、以下のように書かれていました。

・医療機関で適切な診断や治療を受けることで、2~3倍治る確率が高くなる

・治療開始から約2年後の治癒率は、治療をした子で72.9%、治療をしなかった子で24.2%

 「スマイル!こども日誌/フェリング・ファーマ株式会社、キッセイ薬品工業株式会社」参照

夜尿の頻度にもよりますが、個人的には小学生になったら早めに治すため、積極的に治療をする方が良いかと思います。

受診後の流れ

ここからは、実際に娘が受診後にどういった流れで治療を始めたのかお伝えします。

検査は何をするの?

まず、初診時は問診と尿検査を行いました。

子どもの尿検査って一苦労なんですよね。。。
肝心なときには「出ない」とか言わたりして。

それでもどうにか無事に尿検査を行い、問診で状況を説明しました。

ほぼ毎日おねしょ(夜尿)があること、日中もたまに漏らしてしまうこと、などです。

先生から聞かれたことは、「便秘はないか?」「塩辛いものは好きか?」「就寝前にトイレに行っているか?」などでした。

治療は生活習慣の見直しから

「夜尿症」の治療は、まず生活習慣の見直しから始まります。

生活改善に2週間~1か月取り組み、その効果があったかどうかを評価します。

病院から毎日のおねしょ(夜尿)の有無などを記録する日誌を渡され、そこに記録していくことになりました。

生活改善の実施により約2~3割の子が夜尿がなくなると言われているそうです。

生活改善の実施項目

・早寝早起きをし、規則正しい生活をする
・夕食時以降の水分は、コップ1杯(200cc)程度にする
・塩分を控える
・便秘に気を付ける
・寝る前に必ずトイレに行く
・寝ているときの寒さ(冷え)から守る
・夜中、無理にトイレに起こさない

我が家は実際に取り組んでみて、水分のとり方ってなかなか難しいな~と感じました。

暑い夏は、制限しすぎて熱中症になっても大変なので厳密に200㏄を量ったりはしていません。

また、娘は便秘ぎみだったので便を柔らかくする薬を処方してもらい、生活改善に2週間取り組みました。
便秘は膀胱などを圧迫し、夜尿の原因になる可能性があるそうです。

生活改善を実施しても効果がみられなかった場合には、薬物療法やアラーム療法といった治療法に移っていきます。

薬物療法

「夜尿症」は、夜間に作られる尿量が多いタイプ夜間にためられる膀胱のサイズが小さいタイプの2種類に分けられます。

そして、薬は尿の量を減らす働きをもつ薬膀胱の収縮を抑え、尿がためられるようにする薬があります。

尿検査などの結果をもとに医師が処方する薬を決定します。

母ちゃん
母ちゃん

娘は1日1回服用の薬物療法を継続中です。

アラーム療法

アラーム療法とは専用の機械を使って行う治療法です。

夜尿を感知するセンサーをパンツにつけ、機械本体をパジャマの襟元などに取り付けます。

夜尿をすると音や光、バイブレーションなどによる(機種により異なる)アラームが出て本人を起こします。

この治療によって睡眠中の膀胱容量が増え、多くの尿を溜められるようになるそうです。

アラーム療法は、少なくとも6週間は続け、平均3ヵ月程度、毎晩装着して取り組みます。

まとめ

以上、子どもの「夜尿症」病院受診のタイミングと治療の流れをお伝えしました。

娘は治療継続中なので、その経過についても今後お伝えできればと思います。

母ちゃん
母ちゃん

お子さんのおねしょ(夜尿)が早く治るように一緒に頑張りましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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