こんにちは。ビーチコーミングが大好きな母ちゃんです。
今回は、海で拾った貝殻と100均の材料だけでできちゃう「貝殻標本」の作り方をご紹介します。
小学生の自由研究にもピッタリなので、海で貝殻を拾ってきたら是非トライしてほしいです!
用意するもの
・貝殻
・貝図鑑
・プラスチックのコレクションケース
・コットン
・ラベルシール
・古い歯ブラシ(洗浄に使います)
・はさみ(コットンを切るのに使います)
貝殻と図鑑以外はすべて100円均一で揃えることができます。
コレクションケースは、拾ってきた貝殻の大きさや数によってサイズを選んでください。
標本の作り方
貝殻の洗浄
始めに、海から拾い集めてきた貝殻を洗います。
歯ブラシを使って水洗いし、砂などの汚れをしっかり取り除きます。
水を入れたバケツに一晩つけて塩抜きします。
その後は、タオルなどの上に重ならないように広げて置き、陰干しをします。
巻貝などは、奥に砂や微生物が残っていることが多く、乾いた後に臭くなることがあります。
臭いが気になる方は、入れ歯洗浄剤を使うと臭いがとれます。
煮沸消毒や漂白剤を使用するやり方もありますが、貝殻のつやがかなり失われるため、あまりおすすめしません。
コレクションケースにコットンを敷き詰める
次に、コレクションケースの中にコットンを敷き詰めます。
コレクションケースの内寸がコットンより小さい場合は、はさみで入る大きさにカットしましょう。
貝殻を収納する
2のコレクションケースに貝殻を入れていきます。
同じ貝殻を拾っている場合は、表と裏にして並べるといいですよ。
標本ラベルをつける
貝殻の種類を図鑑などで調べて、名前をラベルシールに記入します。
本格的な標本ラベルを作る場合は、貝の名前の他に採集地・採集日・採集者なども記録します。
今回は簡単に貝の名前のみ書いていきます。
コレクションケースを閉めた状態にして、該当する貝殻が入っている場所の上にシールを貼り付けて、完成です。
おすすめの貝図鑑は、こちらの記事にまとめています👇
自由研究として標本+α
海に行くと貝殻を拾うだけでも楽しいですが、他にも様々な漂着物が流れ着いています。
「これはどこから来たのかな?」「何時代のものかな?」など興味関心を持ったら、そのことについて調べてみるのも立派な学びです。
年齢に合わせて貝殻標本+αをしてみてはいかがでしょうか?
低学年
貝殻工作(フォトフレームなど)
中学年
貝殻以外の海辺の漂着物や生き物調べ、観察、似ている貝殻の見分け方紹介など
高学年
行ったビーチ周辺の歴史調べ(漂着物に繋がったりします)、海洋プラスチック問題、海にすむ外来種による生態系への影響など
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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